地方でも車なし生活ができる3つの条件
・「将来のためにお金を貯めたいけど、車を手放そうか迷っている」
・「車を手放したら、年間でどのくらいお金が貯まるの?」
・「車なしの生活って不便に思えるけどどうなの?」
と言った悩みや疑問を、実際に地方で車なし生活を送っている私が、順番に解決していきます。
目次
1.車なし生活が蓄財を加速させる理由
2.地方住みでも車なし生活ができる3つの条件
2-1.スーパーまで徒歩20分以内
2-2.会社まで片道30分以内
2-3.公共交通機関がそこそこ充実している
3.まとめ
1.車なし生活が蓄財を加速させる理由
最初に皆さん「1年間の車の維持費」ってどのくらいかかるかご存知でしょうか?
一般的に
・軽自動車で30万円
・普通車で40万円
と言われています。
これを見て「高い!」と思った居れば、「意外と安いな」と思った方も居るでしょう。
しかし、どちらにしても
・車を持っている
・車を持っていない
の違いで蓄財のペースは大きく差がつきます。
例えば、普通車を200万円で購入して5年間維持した場合、5年間で合計400万円の費用がかかることになります。対して、車を持っていない人はその400万円の費用を蓄財に回すことが出来ることになります。
5年間で400万円の差ですから、年数を重ねればその差が大きくなっていくことは明らかです。
とはいえ、私と同じように地方に住んでいて、「地方に住んでいて車なしの生活は難しい!」という人もいることでしょう。
ここからは、地方住みでも車なし生活ができる3つの条件を解説していきます。
2.地方住みでも車なし生活ができる3つの条件
車なし生活を送るためには、以下の3つの条件を満たしている必要があります。
1.スーパーまで徒歩20分以内
2.会社まで片道30分以内
3.公共交通機関がそこそこ充実している
どれか1つでも欠けていると、恐らく生活していく中でストレスに繋がるので車なし生活はおすすめしません。
それでは、順番に解説していきます。
2-1.スーパーまで徒歩20分以内
近年、ネットスーパーや宅配サービスが充実してきましたが、それでもスーパーが近くにあることはとても重要です。
その理由として、日々の買い出しや緊急の買い出しでスーパーに行く機会は何やかんや多く、スーパーが徒歩20分以上掛かる場所にしかない場合、重たい荷物をそれだけ持たないといけないことを考えると大きなストレスに繋がり、車なし生活のメリットが薄れてしまいます。
2-2.会社まで片道30分以内
地方住みの場合だと、マイカーで会社まで行く人が多いと思いますが、車なしでも会社に通える場所に住む必要があります。会社に通える場所として会社から徒歩30分以内の場所をおすすめします。
その理由として、30分程度のウォーキングは適度な運動とされており、30分の徒歩通勤は程良い運動の代わりにもなります。また、程良い運動は脳の活性化にも繋がり脳が活性化した状態で仕事に取り組むことが出来るようになります。
中には、片道30分と聞いて「遠い!」「キツい!」と感じる方もいるかと思いますが、慣れれば意外と何とかなります。
私は半年以上、片道25~30分掛けて徒歩通勤をしていますが、始めて1週間ぐらいで慣れました。また、毎日歩いていると季節の変化や周りの環境の変化を感じることができ意外と面白いです。
2-3.公共交通機関がそこそこ充実している
車なし生活を送るうえで、公共交通機関がそこそこ充実している必要はあります。
その理由として、何処へ行くにしても徒歩や自転車の移動手段しか無いのはかなり厳しいです。また、荒天や体調が悪い時に徒歩や自転車の移動手段しか無いのは体にとって大きな負担になります。蓄財をするために自身の体を犠牲にする意味はありません。
私の家の近くには駅は無くバス停しかありませんが、それだけでも以外と何とかなります。特に昨年度は大雪になり最大で90cm程の積雪になりました。そんな中、遅延してでも走ってくれていたバスはとても有難かったです。
3.まとめ
ここまで、
・車なし生活が蓄財を加速させる理由
・地方住みでも車なし生活ができる3つの条件
の2つを順番に解説してきました。
無理な車なし生活は体に毒ですが、車なし生活をすることで蓄財の加速と適度な運動ができるようになります。
また、引っ越すことにより今より家賃が1万円上がったとしても、車を維持する費用よりは断然安く済むはずです。なので、条件に合う場所があれば引っ越すことをおすすめします。